ここまでのスポーツスターのチョッパーにはそう簡単にはお目にかかれない。一見爽やかなホワイトカラーに目がいき、『上品なスポーツスター』とだけで片付けてしまいそうにな

SRのチョッパーに焦がれて、もうどうにもならない。そうした暴発寸前の想いを抱く中部地方のファンが足を運ぶ終着点は何軒かに限られている。そして、自分の体温を何度も計り、

絶世の夜景で知られる摩耶山（まやさん）上流から流れてくる都賀川のすぐ脇にあるカスタム屋だ。昔ながらの工場然とした下町の趣きが残るこの地で始動したのは2013年で、ハー

全国のあちこちで、40歳手前の作り手たちの士気が高まっている。『マッドラウトモーターサイクル』の住友さんもその渦中の人で、基本的に中庸を得た人だが、筋の通ったカスタム

ここ10年以上に渡って、米国で開催される『キャノンボール』への参戦をライフワークとしてきた、生粋のオートバイフリークだ。博物館に展示されるような歴史的なヴィンテージ

国産アメリカンからハーレーまで。また、ヤマハXSやSR、ホンダC100といったチョッパーにカスタム出来る車両であれば基本なんでも受け入れている。屋号を掲げたのは2009

静岡県浜松市。バイク好きの間ではある種、特別な響きを持つ地名である。ここは、日本が世界に誇るオートバイメーカー、ホンダやヤマハ、スズキといった天下一品の創業地として

俗受けを狙わないシンプルなチョッパーだ。しかしそこに、ハンドメイドで造作したワンポイントを加えることでショップの『色』がクリアに浮かび上がっている。ガスタンクに付け

九州には身震いするようなカスタム屋が何軒かある。そのなかでもここ数年、特に磁力が高いのが熊本の『ローカルサイクルス』だ。始動は2019年と比較的歴（れき）はフレッシュ

いまから20年以上前の、1990年代に大きな波を生んだカスタムスタイルの『ロー&ロング』。低く長い、ドラッグレーサーを思わす戦闘的なフォルムで評判を得たが、その人気は

1970～’80年代のチョッパーや欧州のバイクも含めたミクスチャーな世界観からなるパーツ&アパレルブランドの『WHALE & CO.（ホエールアンドコー）』。このチョッパーは、そ

天草から熊本市内へとつながる国道266号線沿いに現れる、アメリカのベイエリアを思わす佇まいのショップだ。抜けた青空に調和する西海岸風の店内から出迎えてくれた桑原（く

鹿児島の良心である。『ギルドモンキーチョッパーズ』がもし辞書に載っているとするなら、その説明にはきっとどこかに「男前」のフレーズが入ってくるはずだ。これまで辛酸を

地元の先輩ショップからの信頼を得ている店だ。店主上仮屋（かみかりや）さんの扱いうる範囲で行われる、確実かつ丁寧な仕事がそう一目置かれる理由である。この玄人が認める一

BMW Motorradの長い歴史の中で、エポックメイキングなモデルとして2020年に発表された『R18』。何より目を引くのは威風堂々たるクルーザースタイルで、その懐にはこれま