KOBE NEW ORDER CHOPPER SHOW 19th -Vol.3/3-
2024 ニューオーダーチョッパーショー【ハーレー、アワード】
FEATURE
September 9th, 2024
関東勢が入賞を占めた
チョッパー戦国時代の礼砲
去る9月1日の日曜日に行われた『ニューオーダーチョッパーショー』。昨年より10日遅らせた開催日に、まさかの台風襲来という最悪のオッズの様相を呈した事前状況ではあったものの、当日フタを開けてみれば台風回避にともなう良く晴れた万馬券的な逆転劇を奪取。
今年はニューオーダーの本領となるチョッパースタイルの展示が多数を占め、新旧モデルを問わずに、鮮やかな色彩を帯びた車両が会場内を華やかに引きたてていた。
また、出展したビルダー同士が互いに採点し合うベストオブチョッパーには1位に『インフィニティ』、2位『フェイテック』、3位『軽賀商店』が選出され、当サイトからは『ローカルサイクルス』に飾っていただいた。
ハーレーダビッドソン
URAWUS MOTOR CYCLE/ウラウズモーターサイクル
URAWUS MOTOR CYCLE/ウラウズモーターサイクル
THE FUKUJO MOTORS/ザ・フクジョウモータース
IBIZA MOTO FACTORY/イビサモトファクトリー
IBIZA MOTO FACTORY/イビサモトファクトリー
BUDLOTUS MOTORCYCLE/バドロータスモーターサイクル
MOTLEY CREW MOTORCYCLE/モトリークルーモーターサイクル
MOTLEY CREW MOTORCYCLE/モトリークルーモーターサイクル
GRATIA INDUSTRY MOTORCYCLE/グレーシアインダストリーモーターサイクル
GRATIA INDUSTRY MOTORCYCLE/グレーシアインダストリーモーターサイクル
GREEN MOTOR CYCLES/グリーンモーターサイクルス
GREEN MOTOR CYCLES/グリーンモーターサイクルス
HOT CHOP SPEED SHOP/ホットチョップスピードショップ
Ludic Motor Cycle/ルーディックモーターサイクル
OKABOO MOTOR CYCLE/オカブーモーターサイクル
HOT SPICE CUSTOMS/WHALE & CO.
HOT SPICE CUSTOMS/WHALE & CO.
HOT SPICE CUSTOMS/WHALE & CO.
HOT SPICE CUSTOMS/WHALE & CO.
FLAG STAFF MOTORCYCLE/フラッグスタッフモーターサイクル
CREEK MOTORCYCLE/クリークモーターサイクル
KURUMAZAKASHITA MOTOCYCLE/車坂下モトサイクル
MAD LOUT MOTORCYCLE/マッドラウトモーターサイクル
MAD LOUT MOTORCYCLE/マッドラウトモーターサイクル
D-CLUB CUSTOM RANCH/ディークラブカスタムランチ
PRIDE ROCK MOTORCYCLE/プライドロックモーターサイクル
PRIDE ROCK MOTORCYCLE/プライドロックモーターサイクル
TRUST MOTORCYCLE/トラストモーターサイクル
STILL GO FULL THROTTLE/スティルゴーフルスロットル
STILL GO FULL THROTTLE/スティルゴーフルスロットル
KATSU MOTORWORKS/カツモーターワークス
BEST OF CHOPPER 2024
ニューオーダーチョッパーショーの数あるアワードの最高位『ベストオブチョッパー』。出展ビルダー同士が採点しあうシビアな水準を制覇した上位3位は、今回は関東勢が占めた。
2024年度の王者に輝いた埼玉県『インフィニティ』のボードトラックレーサーのテイストを色濃く漂わせたマシン。過去の絶世の産物を、現代の作法でブラッシュアップさせ完遂。
全体のナローなボディラインに沿ってトリッキーに取り回される左出しマフラーや、フットコントロール周りの細やかな作り込み。隙のない仕事は全方位に渡って繰り広げられる。
チョッパーとホットロッドをハイブリッドさせたマシンで独自の路線を突き進む東京都『フェイテック』。こちらの濃緑の一台は往年のワールドレコードレーサーに着想を得て製作。
かの偉人、ジョーペトラリにインスパイアされた一台。オイルタンクやフレームワーク、フェンダーなどホットロッド製作で用いられるカスタムマナーが余すところなく投下される。
3位は山梨県の『軽賀商店』が持ち込んだパンヘッド。元々自身が好きな車両でもあるパンヘッドをコンパクトかつレーシーに構築。オフセットさせたライト位置がポイントに。
トレンドを追うことなくバイク本来のスポーツ性を活かしたカスタムを展開。その上で叩き出したメタルパートや、他に迎合しない我流のフォルムでオリジナリティを布告する。
CUSTOM FRONT’s Pick
カスタムフロントピックは熊本県『ローカルサイクルス』のスポーツスター。ビルダー永池さんが重点を置くマシンバランスが光る、前後21/18インチホイールのリジッドスタイル。
オーナーの要望を汲み取りスマートに仕留めたオールドスクールチョッパー。4インチオーバーのフォークはショベル純正35mmで、より細く見えるようにボトムをスムージング。
ガスタンクはバナナタイプを過不足ないサイズに成形してハイマウント。ピンクリボンの塗装は1970~’80年代当時のアメ車の写真に触発されて実践。Esteem Paintが担当した。
ストリートとスピード感の双方のテイストをうまく湧き出させた造形のハイパイプマフラー。リジッドフレームにぴたりと収まるオイルタンクは純正をかたどったものからワンオフ。
リアにミッドスターハブとアイアン製ドラムブレーキを装着。フェンダーステーは全体のトーンに合わせたフラットバーを使うが、さり気なボルトのレイアウトがアクセントに効く。
会場 |
神戸国際展示場3号館(ポートアイランド内)/兵庫県神戸市中央区港島中町6-11-1 |
開催日 |
2024年9月1日(日) |
時間 |
9:00 ~ 16:00 |
WEB |
NOCSのウェブサイト |