エイティーズのカスタムカルチャーに情趣を感じ、自らの製作するマシンにもそのテイストを落とし込む手練のカスタムビルダー、『ローカルサイクルス』の永池さん。氏が最も得

「以前までは販売がメインだったんですけど、今はカスタムにも力を入れて半分半分ぐらいの割合でやっていこうと考えてはいます。ウチはスポーツスターが中心なのでこういう

主人の加藤さんは人徳のある人だ。日本人が連綿と持ち続ける大切なものを、しっかりと備えた人だ。それはちょっとした所作にはじまり、筋の通った思考や、相手の意向をくみ取っ

見るほどに『ハマンズ』にしか創れない、主人の松本さんにしかカタチに出来ないバイクだと痛感させられる。チョッパーというよりは純然たるカスタムマシン。それは、玄人衆をも

ある時はビートルタイプワンのカスタムで『横浜ホットロッドカスタムショー』のベストオブショーに輝き、またある時はヤマハXS650のエキセントリックなマシンで業界を沸かし

派手さとは対照的な、一歩引いた趣（おもむき）がある。しゃしゃり出た印象とはほど遠いこの物腰は『シャロー』のカスタム全般に言えることで、いわずもがな、それは作り手の人

シニカルかつ巧緻に作り込んだディテイルをカスタムに添えるショップの、カフェレーサー。今回はこれまでの系統でいえば比較的目立ったからくりのない一台だが、そこに脈うつ

『ホットロッド』と『アーリーフリスコスタイル』がキーワードのチョッパーだ。製作は物作りの名工として地盤を築く東京の『フェイテック』。主の渡辺さんが触るマシンは常

全国からのオーダーを抱えた本格派でありながら、近年はカスタムショーに出展するでもなく、人里離れた作業場で淡々と日々の業務をこなしているカスタム屋である。

広島県廿日市市。その地で長年令名を馳せる『ビアード』のカスタムの引き出しは、色彩に満ちている。カフェレーサーやトラッカー、チョッパーなど手掛けるカスタムスタイルはひ

パウダーコートとセラコートを専門にしたショップだ。スタートは2022年で、ウレタン塗装に比べて耐食性、塗膜強度など耐久性に秀でた『パウダーコート』。そして、それに対し

チョッパーやボバー、レーサー、スクランブラーなど多用なカスタムスタイルがあるシーンにおいて、一種異彩を放つカテゴリーが『バガースタイル』だろう。Bagger（＝バガー）を

ある一定の水準を超えた作り手になると、技術力は言うまでもなく、感性がものを言う場合が多い。世界に名だたる『平和』の木村さんも例外ではなく、細かいディテイルを追うほど

長く、そして高くそびえるスプリンガー。ライザーを頂点にタンクからシートへと下るライン。それは美しくも均等な二等辺三角形を描く。搭載されたモーターはショベルヘッド。と、

カスタム好きを自認するなら、情緒ゆたかな尾道の、『サトマリモーターサイクル』の動向を追わないのはモグリだろう。どちらかと言えば控え目な店主佐藤さんの空気感とは裏腹