KARUGA SHOTEN 軽賀商店のカスタムバイク

KARUGA SHOTEN

軽賀商店(山梨県甲府市)

October 16th, 2019

信号のない山道でふける
峠族からのホールショット

「今もそうですけどハーレー屋という感じではないんですけどね。自分が若い時から乗ってたのもあって増えていったのかなって。昔から周りに頼まれればカスタムしてたんですよ」

オープンは2006年ごろ。店主の軽賀(かるが)さんは18から鈑金屋に勤め、その後は植木屋やそば屋といった今とは畑違いの職に就き、そのまま念願だったバーを始めたそうだ。しかし立地や当時の飲酒問題で客足が遠のいたことでバイク屋にシフト。現在に至っている。

「ちょこちょこカスタムを頼まれてたんで、もうバイク屋やっちゃえみたいな(笑)。ハーレーだと自分が好きだからなのかパンヘッドが一番多いですね。でもハーレー以外も言われればなんでもやります。ラビットも多いですよ」

なにしろ動きの良いバイクが好き。昔から峠族だった氏は今でも、ツーリングは高速道路ではなく信号のない山道を好んで走っていると言う。そんな軽賀商店はハーレーでも何でも、バイク本来のスポーツ性を第一にしたカスタムを振るっている。

店舗

店内に入ってすぐのスペースが作業場で、その奥の一段上がったフロアとラックにパーツやギアを保管。5席前後のカウンターはかつてそこでバーを経営していた時の名残である。
作業場の左窓側に工作機械を配置。カスタムはアップハンよりも低めのスタイルを好み、峠でも走れるバイクが信条。かつては車とバイク両方で峠を攻める峠族だったとのこと。
写真正面奥の作業台では溶接を行う。物作りと真摯に向き合う周囲の先輩たちの厳しい目もあって下手な仕事は出来ないと笑う。チタン製マフラーなど素材へのこだわりも強い。
店前に置く看板バイク的な’62年式ラビットS601。ずっと探していた所たまたま後輩が持っていたのを譲り受けたと言う。ちなみに歴20年以上のサーファーという一面も持つ。

動画

住所・TEL

住所 山梨県甲府市飯田5-12-9(Google MAPを開く
電話 055-228-2426
FAX 055-228-2426
営業時間 12:00 ~ 20:00
定休日 水曜日