フルスクラッチのチョッパーで一時代を築いたショップのネクストステージが、この、『ハイスピードスタイル』。カウルやフェアリングがアイコンの、ダイナ系ラバーマウントモデ

「チョッパーだけでなく、どんなハーレーも好き。とにかくアメリカを走ってそうなバイクに惹かれるんですよ。ちょっとダサさが残ってる方が悪っぽさが出たりとか、やり過ぎてな

店主の平生さんは、いつも通りのみなぎるエナジーで出迎えてくれた。しかも、数日前にインフルエンザにかかったばかりの病み上がりとは思えない自然さである。ものものしいマ

ショップというよりガレージ然とした佇まい。自宅の1階で営み、ガツガツすることなく自分の歩幅に合わせたペースで始めて早20年が経つ、浜松では古株のカスタムショップだ。

バイクを見ての通り、サラっとスマートである。この、こってり感のない爽やかなまでの後味がシャローのキャパシティで、他と同一線上に並ぶことのない武器だ。2005年式

格式高い武家屋敷の風情が漂う、モダンな建物である。バイク屋では珍しい、しっとりと洗練された装いで居を構えるのは、2005年に創業した千葉のライトサイクルだ。「スタッフ

以前勤めていたショップオーナーに任され製作したロングフォークである。店主小林さんの代表作のひとつであるこのチョッパーは、細身のボディラインが特徴だ。「ここを

「まず全体のバランスが美しいこと。かつディティールに隙がないこと、っていうのは絶対ですね。今回はナロースタイルにしたので、全体の幅をエンジン幅ぐらいに収めてる。まあ

一部のファンの間ではもはや神格化された存在のカスタム屋。歯に衣着せないどストレートな発言と、飛び級の感性の高さで、その名を敬意をもって轟かし続ける神戸三宮のエキセ

これまで数多くのカスタムを手がけ、神戸ニューオーダーチョッパーショーや横浜ホットロッドカスタムショーなどに出展してきたビアード。そこで2017年度の横浜に出展したの

「基本はパーツとアクセサリー。自分がバイクに付けたいと思う物が前提で、あとは、これあったら良いのにと感じた物を作ってる。それは洋服も一緒で、やっぱり自分が着たかった

「これはお客さんの持ち込み車両だったんですけど、ほんとゴミでしたね（笑）。最初は動くようにして欲しいっていうオーダーから始まって、どうせやるんだったらしっかり仕上

もうすがすがしいほどのチョッパーだ。それに、安定感も半端じゃない。『ガツッ』と芯を捕らえて外すことのないフォルムは、モトリガレージのリーサルウェポン。ある意味、

いまとなってはほとんど見かけることのない駄菓子屋である。店主の山口さんを囲んでスタッフ数名とお客さんが、誰かからの土産物を囲んで談笑。上がりがまちのようになったそ

2017年。昨年末の横浜HOTROD CUSTOM SHOW。国内外のカスタムビルダーが精魂込めて創り上げたバイクが並ぶ中、何故か一台のマシンに惹かれた。色調は重厚なモノトーン