HAWG HOUSE

ホッグハウス（長野県上田市）

SHOP

November 24th, 2018

1987年に創業した先達のハーレーショップ『ホッグハウス』。正規ビューエル&ハーレーディーラーを経て、現在はインディアンモーターサイクルとBRPカンナムスパイダー二つの正規販売店を務めている。

同店は、正規店にありがちな画一化されたスタイルではなく、逆に、長年培ってきた濃厚なキャラクターが色濃く現れたショップだ。国内ハーレーシーンの黎明期から業界に身を置いてきた代表の金子さんは言う。

「今は新車販売の他に、自分の趣味にあった車両の輸入業をやってます。当時新車で買った’79年式FLH-80の思い入れが強いんでショベルヘッドならその辺と、あとはスズキGT750系やカワサキトリプルのSS関係ですね」

車検が取れるように整備やメンテを施してFOR SALEが一連の流れだそうだ。またそれらは、走行距離が少なく、ノーマルであることが特徴となる。

新車を扱う一方で、国内外の旧車やカスタムにもあかるいホッグハウス。歴戦のツワモノだからこその経験値が光る、確かな審美眼を持った販売店だ。

店内の手前が商談やお客さん同士の憩いの場となるパーラーで、奥がショールームとなる。新車のインディアンやカンナムスパイダーの他に、輸入した国内外のノーマル旧車も並ぶ。

メインにインディアンの新車を配置。その奥にハーレーのエボリューションからショベルまでの中古車をセット。程度の高さはもちろん、基本的にワンオーナー車両を探すとのこと。

ショールームの奥がファクトリーとなる。かつてはカスタムも精力的だったが今は整備やメンテが中心。国産旧車は稀に変わり種で’70年代のスズキハスラー250なども入庫する。

当時ハイパフォーマンスショップとして名高いジャマーサイクルのマシンも輸入してきた。フルオーダーシステムで依頼したドラッグスタイルの一台は120馬力を絞り出したと言う。