FORK

自社完結の
砂型鋳造メーカー

「いかにスッキリと付けられるか。本体がカッコ良くなければいけないのは勿論だけど、それを邪魔しないマウントが出来るというのが一番の狙い。変わった形ではなく、なるべくシンプルに製作してます」

鋳物パーツメーカー、FORKのキャスト・ターンシグナルである。鋳物を扱わせたら右に出る者のいないクオリティを誇る同メーカーの新作は、もちろんお家芸のアルミ砂型鋳造で仕上げた逸品。代表長谷川さんの、『自分が欲しいと思える』物作りを源流としたオリジナルは、この道60年以上の鋳造職人の手でひとつずつ丹念に製作されている。

「まず、デザインも型の製作も自社でやるから独自性があるというのと、それを形にする素晴らしい技術を持った職人がいるというのが強みですかね」

2006年に創業し、ハーレーを中心に、ヤマハSR・XS、カワサキW650用などのパーツを展開。自身も無類のバイク好きだからこその目線と、日本の伝統的な手法を用いた物作りで、海外からの注目も高い国内筆頭のパーツメーカーである。