Rulez Motorcycle

ルールズモーターサイクル（富山県滑川市）

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July 28th, 2020

「僕結構バイク乗りますよ、好きなんで（笑）。仕事しとっても天気良いなって、隙あれば乗りに行ったりしてる。すぐそこが山で、そっちが海だから好きな所を。でもまたすぐ店開きたいんで近場をちょこちょこ。お客さんから電話かかってきたら戻るとか（笑）」

バイク好きが溢れた店主である。杉本さんは北陸のハーレーディーラーに10年勤めた後、2010年に自店を起動。ハーレーを専門に、ツインカムエンジンを主眼にしてカスタムを手掛けている。

高年式車のカスタムに強みを持ち、一般的なパーツカタログに載っていないような知られざる良品を手配して取り付けることも特長だと言う。またカスタムのスタイル的には、クラブスタイルやホッグスタイルが最近の主流だそうだ。

一方、お客さんが主体となって年に数回開催されるツーリング。泊まりや日帰りの他に、近所のランなど、そうしたイベントにも可能な限り付いていくと話す氏は、『走ること』を優先にして、理屈ではないハーレーの味わいを届けている。

ツインカムを中心にしてミルウォーキーエイトやエボリューションを扱う。杉本さん自身が生粋のバイク乗りであるように、『走り』を損なうことのないカスタムが信条となる。

店内は縦長の空間となる。ハーレーを購入してその面白さにのめり込み、もっといろいろ知りたいという好奇心からそのまま北陸のハーレーディーラーに勤務したという経歴を持つ。

店内一番奥に作業台を設置。主に溶接作業やフロントフォークのオーバーホールを行うとのこと。流行のカスタムスタイルから定番のチョッパーまで広範なニーズに応じている。

街乗りからツーリングまでをこなす愛車の2010年式FXDは、ブラックで統一したクラブスタイル。仕事の合間を見て、天気が良ければ気晴らしに近場を走ることもあるとのこと。