スパイクチョッパーズ SPIKE CHOPPERS

SPIKE CHOPPERS

スパイクチョッパーズ(新潟県新潟市)

June 30th, 2018

新潟から号令する
ロングフォークの黒風

無骨でハートフル。ほれぼれするような男ぶりの主人だ。そして、ロングフォークチョッパーを触らせたら群を抜いた存在感を放つ、国内最重要ショップのひとつである。

「パンとかナックルはあんまこっちは少ないかな。やっぱり手ごろなのはショベルじゃねえかな。俺はカスタムのほかに塗装もやるしエンジンもばらして組むし、全部やるよ。自分でやりたいからさ」

他人に触らせるのを嫌い、すべて自分の手で仕上げるのがスパイクの信条。また、あるじの金子さんは、手掛けるチョッパーをバイクではなく『作品』と呼ぶ。これについて聞けば、そういう気持ちで一台一台作ってるんだ、と純度の高い答えが返って来た。

完璧に作り込んだボディラインに精緻なディテイルを組み合わせ、思い描いたカラーリングでフィニッシュしたチョッパーは、実に鮮烈だ。「流行りも追わないしずっとこれ。一生チョッパーでいくんじゃねえかな」、と話す氏の、なんらブレない作りが、見る者を無条件に高揚させる。

店舗

公道から一本それた場所にひっそりとファクトリーを構える。内部に足を踏み入れると、そこには金子さんがすべてを手掛けたスペシャルチョッパーが数台鎮座。無二の光景が広がる。
ファクトリーの右奥は塗装ブースとなり自らがペイントを行う。他人の手が入るのを良しとせず、エンジンボーリング/ホーニングといった特殊加工以外はほぼすべて一人でこなす。
ロングフォークチョッパーのデザインばかりか鈑金加工、溶接の腕にも同業プロショップは一目置く。妥協しないで納得ゆく物が出来上がるまで、何度でもやり直して逸品を製作する。
ジョインツ2018でバイブズピックを受賞したブランニューショベル。「チョッパーといったらスパイク」と、この究極の形を求めて遠路はるばるやって来るフリークもいる。

住所・TEL

住所 新潟県新潟市北区島見町字坂ノ下3861-22(Google MAPを開く
電話 025-255-2359
FAX 025-255-2359
営業時間 不定
定休日 無休(イベント時除く)

カスタムバイク