MIX

時間を掛けて固める
ダイレクトショット

「店開く前は職人でしたね、道路を切る仕事。まあそれと並行して10代からずっと知り合いのバイクをいじってたんで、自然とそっちに移った感じです。昔はGS750とかの4発が多かったんですかね」

ハーレーを始めたのは周りから面倒を見て欲しいと言われたのがキッカケだ。そこでいざ触ってみると、思いのほか面白かったことでのめり込んでいったと言う。

2008年にオープンしたミックスは、店主の安（やす）さんが「なんでもやる」と話す通り、ヤマハSRや国産アメリカン、旧車の4発系からハーレーに至るまで、国内外の車種問わず対応している。そしてその中でも特に多いのが、ハーレーのショベルだそうだ。

「自分好みで言うと、セブンティーズのB級チョッパーっぽいスタイルが好きは好きですかね」。他に、カスタムする上ではお客さんの要望をしっかり時間をかけて聞き、また、後々の利便性を考慮して、パーツの脱着がスムーズになるような作りにも配慮。この2点にウエイトを置いて日々作業している。