JETJAM

ジェットジャム（山形県山形市）

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June 2nd, 2018

福島と秋田をつなぐ国道13号線と、山形市内を南北に流れる馬見ヶ崎川との中ほどに『ジェットジャム』は居を構えている。創業は2002年で、現在の場所に移転したのはそれから2年後の2004年のことだそうだ。

ハーレー専門店として旧車から新車までに対応する同店は、販売に関して、新車を取り寄せられる点が特徴のひとつだ。それは、かつて地元のハーレーディーラーで8年間務めて育んだつながりが活きたものである。

また、店内を見渡すとストック然とした車両に混じって作り込まれたカスタムの姿も散見。コンパクトにまとまったチョッパーを前に、代表の荒井さんはこう話す。

「カスタムの完成度がどうのとか聞かれても意識したことはないです。ただ好きだから作る（笑）。アメリカのオールドスクール系のバイクがやっぱり好きですね」

そんな氏は最後に、これまで、バイクで関わった業者の友だちにいろいろと助けられたことが糧になっていると胸の内を語ってくれた。

旧車から最新モデルまで常時10台前後の販売車両をストック。カスタムに関しては、壁に貼られた『デビッド・マン』に代表されるバイカーカートゥーンのようなスタイルが好みと言う。

車両が並ぶメインフロアの左側がファクトリーとなり、この場所と左横の全2つのエリアで作業が進められる。製作途中のカスタムを見ての通り、手の込んだディテイルが目を引く。

ジェットジャムの別のセクションとして中古部品販売を展開。汎用品の他に入手困難な廃盤パーツも含めて手ごろな価格帯で販売。現在はヘブンズ堂の名でヤフオクにて運営中。

氏の言葉通り、デビッド・マンのイラストに傾倒したスタイルがフェイバリット。店内には他にもテイストが同じチョッパーが数台鎮座。車検整備からカスタムまでひと通り対処する。