いちど足を踏み込めば、人生が180度変わりかねない深淵なるカスタムの世界。これまでのお金の使い道はごっそりとカスタム費に取って代わり、

12月7日、日曜日。開演前にひたすら並んだ長蛇の列に驚くのはまだ早い。その列はカーテンタイムと同時に会場内へと流れ込み、一方で、外の連なりは終始途切れることはない。

一年を締めくくる最終月の12月。毎年、少年少女がサンタクロースを心待ちにするのと同じように、大人たちもこの月を身震いするほどに待ちわびている。そう、12月

既存のカスタムスタイルに独自のテイストを加え、ワンアンドオンリーを追求する作り手である。今回は1969年式アーリーショベルを素材にして、他人とは肩を並べない心意気そ

1960～’70年代のレースシーンで世界を凌駕した国産空冷四発。いまでは絶版車と崇（あが）め立てられ、ストックの調子がいい車両には、正気の沙汰とは思えないほどのプライスが掲

重心を低く落とし、フロントエンドをすらり前方へと伸ばしたチョッパー。通常のロングフォークとは一風違うロースタイルのシルエットに個性が宿るが、意識を向けたいのはそこ

2024年より起動し、主に2000年以降のツインカムやミルウォーキーエイトといった高年式モデルを扱うハーレーショップである。特徴としては、各部車両のウィークポイントを中

毎回、いろいろと思い知らされる店主である。いつも忙しなく動き回り、それはたいがいが原付や小排気量車のオイル交換やメンテナンスだったりする。そんな姿を前に、『絵になる

エボリューションのFLSTFファットボーイ。初期型のみシルバーフレームに、エンジンロッカーボックスやタイマーカバーなどにアクセントのイエローカラーを挟んだ未聞モデル。

長距離走行を難なくやりすごす、快適なライドフィールが担保されたパフォーマンススタイル。本場米国において、ひとつのカスタムジャンルとして認知されたスタイルは、ここ日

ハーレーのショベルヘッド以前のオールドバイクを中核とするショップだが、実際のところはエボリューションからツインカムまでとつつがない。今回は、にわかにオールドバイク

面白い時代になってきたというのを実感する、奇異なカフェレーサーがある。見れば見るほど考えさせられるそのカスタム具合。昔からバイクに興味があった人なら「こんなのあっ

伸びやかな未来を夢想させる盛時のカスタムショップである。2024年の起動から、人づてにハーレーの高年式モデルを扱う評判が広がり、現在は当初掲げた指針通りに、現行ミルウ

兵庫県北部の、日本海に面した豊岡市。但馬地域に位置するこの場所でスタートしたのは1999年。ハーレーを主軸にして、ヤマハSRやカワサキWを皮切りに諸々の国産車をニー

「もともとお客さんから1200ccのチョッパーでと言われてたんですけど、その時に中々手に入らなかったんです。それで93cu.in.（1525cc）ならありますって話したら、それで全然