
H-D FXST 2005
RAD CYCLE
あくまでフリスコはおとりの
未来を透かす4速フレームキット
目の肥えた玄人衆にこそ支持されるチョッパーなのは間違いない。が、そこには王道のフリスコスタイルに秘められた、量産パーツを視野に据えた大きな未来図がある。
ツインカムソフテイルをベースにしたフリスコチョッパー。全体のボディバランスから各ディテイルパーツまで死角がない。大ぶりのヤンキー製ウインカーや、ハンドルレバーとシートから垂らしたフリンジ、’80年代の弁当箱エアカバー、スリーボルトのダービーカバーといったちょっとしたパーツ選出がいちいちツボを突く。

が、肝心なのはそこではない。言うまでもなく、ソフテイルフレームで4速フレーム化している点である。試作を重ねて商品化へとスパートをかけるこのスイングアームと、シート下ブラケットのセットアップ。開発に十分な時間をかけてたどり着いた渾身のパーツだ。
「ツインカムでこのショベル風のスタイルが出来るというのが一番ですかね。今回はデモ車のチョッパーを作ったんですけど、ショベルの純正フェンダーを加工して付けられて、ツインカムの純正ホイールはそのまま装着出来るようにします」

店主の永木さんはまた、このニューパーツを付けることでショベル時代の機能へデチューンしたくはないと続ける。
ホイールベアリングをテーパーからシールドタイプに打ち換え、キャリパーもツインカム用を設置するといったアップデートが前提である。氏が望むのはルックスの改変であり、パフォーマンスを落とすことは良しとしていない。

「このスイングアームにすることで確実に軽量化にもなります。あとFXをミッドコントロールにした時のブレーキマスターの位置と質感が嫌だったんで、マスター位置をミッション後方に移すための逆付けした変換プレートも販売予定ですね」

どうしてもパーツ開発の面に目が行くが、チョッパー単体で見たときの存在感も手厳しい。
4速フレーム化したフロントには、6インチオーバーの純正オプションのダブルディスクフォークを。ガスタンクは常道のスポーツタイプで、リアにはルーバー入りフェンダーを装着し、ハンドルは開口の広いエイプハンガーを取り付けた。

これら一見特別なことはないように見える全容が目を引くのは、そのマウント手法やスモールパーツの通な投入といった、ユーズドパーツにも造詣のある永木さんの磨かれた眼識に尽きるだろう。
ツインカムソフテイルを変電する4速フレームの製品化は、いよいよである。
HARLEY-DAVIDSON FXST 2005 DETAIL WORK

HANDLE
開口幅の広いエイプハンガーに配線系を中通し処理。ヤンキー製ウインカーに赤レンズのブルードットを挿入。

GAS TANK
ガスタンクにはシンプルなスポーツタイプを。配色の妙が光るレッドとブルーフレイムスの塗装はライズが行う。

SEAT
車体との相性良好な、往年のアウトサイダーが好んだデザインを思わすフリンジシートはジミードープの仕事。

SWING ARM
ツインカムソフテイルを4速フレーム化するスイングアームとシート下ブラケットのセットアップ。近々販売予定。

MUFFLER
マフラーにはサンダーヘッダーを配備。ミッドコントロール化に伴いブレーキマスターをミッション後方へ移設。

REAR FENDER
店に保管していたルーバー入りフェンダーを取り付け。ウインカーとテールレンズ共にブルードットで統一。
RAD CYCLE
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| 電話 | 025-256-8754 |
| FAX | 025-256-8754 |
| SHOP | RAD CYCLEのショップ紹介 |
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| 定休日 | 水曜日 |

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