ベリルサイクル BERYL CYCLEのハーレーショップ

BERYL CYCLE

ベリルサイクル(宮城県石巻市)

December 18th, 2019

王道を受け継ぐ
ローカルの光源

ハーレー専門のチョッパー屋として2015年より始動。宮城県石巻の地で、ショベルヘッドに腰を据え、パンヘッドやエボリューション、ツインカム、時にはナックルヘッドまでの要望を叶えている。

主人の津田さんは多くを語らず、自分の作業を通じてお客さんの心を得るタイプのビルダーだ。オールドスクール一本。作業場のポスターに顕著なように、かの時代のアウトサイダーが日常の足とした’70年代のスタイルが信条だ。

「自分のパンヘッドは’49年のELです。……まあシンプルな感じが一番良い。ワイドグライドでちょっと長めな感じが好きですね」。ひと言ひと言、慣れない質問攻めに丁寧に答えるそれは、言葉数が少ないからこそ響くものがある。

宮城県北部のルースターカスタムサイクルで手伝いを経ての独立だと言う。仙台チョッパーシーンの礎を築いた名店のひとつに身を置き、学んできたチョッパーマナー。飾らない王道の手法を受け継いだそのスタイルは石巻の地で覚醒し、ローカルを呼び込んでいる。

店舗

場所を選ばないと浮きがちな星条旗や海外のフラッグもなんら違和感なく調和。作業場というよりガレージと表現したくなる作り手の息づかいを感じさせるような空間である。
メインの作業場では常時数台のチョッパーを製作。カスタムバイクというよりはチョッパー。そして’70年代のスタイルが同店の『色』で、口コミでその輪は広がっていった。
大前提にお客さんに合わせた物を作る。その為まずは要望を聞き、あとは打ち合わせを重ねて組んでいくそうだ。作業的には旋盤系よりも溶接の方がどちらかと言えば好きだと笑う。
ショールームには常に何台かの販売車両をディスプレイ。もちろん並ぶのはチョッパーで、「スッキリした見た目と、後はパーツの組み合わせでカッコ良くなるのが魅力です」と話す。

動画

住所・TEL

住所 宮城県石巻市流留字後生橋9-2(Google MAPを開く
電話 0225-28-7540
FAX 0225-28-7540
営業時間 8:30 ~ 19:00
定休日 不定休