The Head Company

ザ・ヘッドカンパニー（愛知県名古屋市）

SHOP

June 13th, 2019

幹線道路沿いではなく、裏道に一本入った、民家が立ち並ぶ場所に立地。創業は1985年の歴史ある店で、ハーレー以外に国産車でも何でも取り扱っていると代表の鬼頭（きとう）さんは話す。

「でもメインはアメリカンスタイルのカスタムですね。ウチの売りは細かいところ（笑）。ちょっとしたカスタムでも何でもやりますよっていうところじゃないですか。男性だけでなく女性でもフルカスタムに乗られてる人はいます」

基本的にハーレーはナックルからエボリューションまでが守備範囲で、エンジン系の修理よりもカスタム的な面が強いと言う。また、お客さんの希望に応じて多様なスタイルに応じるものの、氏の個人的な好みはロングフォークチョッパーで、かつてアメリカで見たバイカーの姿にやられたそうだ。

そして、地元名古屋開催のカスタムショー『JOINTS』に毎年出展する一方で、最近は店舗内にタバココーナーをオープン。カスタムとは別にユニークな経営も特徴的な、住宅地に溶け込んだショップである。

店舗は縦長の作りで、入口すぐ右がカウンターを置いたスタッフエリア、その先がテーブルを配したミーティングスペースで、そこから奥が一般整備やカスタムを行う作業場となる。

店舗の一番奥に設けられた作業場ではカスタムをメインに実施。ライトカスタムからフルカスタムまで柔軟に対応し、以前はオリジナルのスプリンガーフォークも精力的に生産。

店舗中央にタバココーナーを開設。「店の中でタバコが買えれば一番良い」、と鬼頭さんが愛煙家ということと、お客さんの利便性や女性スタッフの常駐の場を確保するためスタート。

ザ・ヘッドカンパニーを象徴するロングフォークチョッパー。同店のカラーが出た一台は’78年式FLがベース。一方でボバーやディガースタイルなど多様なカスタムを垣根無く手掛ける。