SHAWNS MOTORCYCLE

ショーンズモーターサイクル（愛知県名古屋市）

SHOP

March 23rd, 2021

2020年に名古屋で起動した『ショーンズモーターサイクル』。新進のカスタム屋として国産車からハーレーまでを多様に受け入れる、個々のニーズに順応したショップだ。

店主の宮地（みやち）さんは国産なら4発以外、ハーレーはショベルからツインカムまでを中心に扱い、基本的な姿勢としてはオールジャンルのバイクの依頼に応えることを指針としている。

「原付もやるし、町のバイク屋さんとして機能できたら良いなと思ってます。それでそこからカスタムバイクとかにも興味を持ってもらえたら最高だなって。やっぱり一番は敷居を低くしたいです。いつでもフランクに来てくれるようなお店にしたいですね」

一般的にカスタムショップは敷居が高く、雰囲気が恐くて入りづらい。そんなイメージを払拭出来たら良いなと、氏は話す。また、自分もまだ若いからこそバイクに興味のある同年代の気持ちに立ってサポートしていき、原付ライダーを始めとして誰もが気軽に足を運べるような店づくりを心掛けているそうだ。

店前には看板バイクの’96年スズキ・ボルティを使ったディガーカスタムを配置。原形を留めることなく手を入れた会心の一台。他にもハーレーや国産車など常時数台の車両が並ぶ。

店内両脇に工作機械を設置。現在はホンダXL125をベースにしたスクランブラーのフルカスタムを進行。オーナーは独立のタイミングで後押しをしてくれた良き理解者だと言う。

名古屋のカスタムショップに4年勤め、その後独立。取り扱い車種と同じくカスタムスタイルも垣根なく、ディガーやスクランブラー、チョッパーなどユーザーの希望にその都度応対。

店内は綺麗に整頓される。入口左にデスクを置き、他は全て作業用エリアとなる。屋号は自身の名前から取ったものだそうで、店内には氏が好むスラッシーなメタルサウンドが流れる。