ROGUERIES METAL WORK

プロが頼る
メタルヘラルド

都会の喧騒を忘れさせる、緑深い自然豊かな地で、番頭の齋さん（中）、実兄の宣広さん（右）、宝泉さん（左）の三位一体で活動するショップだ。齋さんは金属加工を得意とするカスタムビルダーで、他にペイントも手掛け、その腕を頼るプロショップからの依頼も多い。

一般のお客さんのみならず、プロからの支持も集める氏が同店を始めたのが2006年。元々は、お兄さんのハーレーを触り出したのがキッカケだった。

「兄貴が買ったハーレーの調子が悪くて、それを直し出してから独学で始めた感じです。バイクは10代からずーっと身近にあったし、おんちゃんが溶接学校の先生をしてたんで直々に教えてもらって学んだ」

これまで、分からないことはその都度専門家に尋ねて技術を習得。聞くのは一時の恥でしかないと、今でも内燃機などでハマった際は信頼を寄せる先輩に教えを請うそうだ。「お客さんから頼まれた物をきっちり作る。それだけです（笑）」と、屋号には堂々と『メタルワーク』の文字が掲げられている。

（※2025/2 記事更新）