ライトストーンモーターサイクルス LIGHT STONE MOTORCYCLES

LIGHT STONE MOTORCYCLES

ライトストーンモーターサイクルス(熊本県菊池郡)

September 12th, 2018

主役よりわき役の
フィフティーズプレイヤー

「トライアンフの魅力は、やっぱり軽快にエンジンが回って走る。そこですかね。自分は’50年のサンダーバードに一番長く乗ってました」

トライアンフのツインと、国産旧車のシングルと二気筒を中心に扱うショップだ。年代的には’70年代ぐらいまでが多く、国産だとヤマハSRやXS、ホンダの小排気量車といった車種がメインどころとなる。

「エンジン修理から外装の金属加工まで自分でやってます。鉄工所にだいたい4年ほど務めてたんで、まあ溶接は得意というか褒めてもらえますね。このお店を始める前は、一人親方で会社に飛び込んでは溶接の仕事をもらって、その場を借りてやったりしてました」

自分の腕で地道に稼いだ資金を元に、2013年に同店は始動。’53年に公開された映画『ワイルドワン』の主役ではなくわき役が乗っていたバイクに影響を受けたと言う光石さんは、そのテイストを取り入れたカスタムを展開。目が高い旧車ファンのツボを突く、主に’50年代までのボバースタイルの注文を多くさばいている。

店舗

広大な敷地を有した本田技研工業の傍に移転リニューアル。緑豊かな立地に構える同店は内部も仕切りのない開放的な空間となり、黙々とバイクと対峙するには理想的な環境が整う。
店内には数十台の車両が整然と並ぶ。オールドトライアンフや国産旧車はどれも同店の色が出た雰囲気の良いスタイルに製作。塗装や特殊な内燃機作業以外はほぼここで完結される。
店内右側のカウンターをはさんだ向こう側が、休憩室を兼ねた店主の事務処理スペース。ショーケースや小物、バナーに表れている通り、ヴィンテージへの感度の高さが察せられる。
125ccまでのホンダ小排気量車もカバー。光石さんは国産旧車屋に務め、その後別のバイク店と金属加工屋で技術を学び、レッドホットモーターサイクルで2年を経て同店をスタート。

住所・TEL

住所 熊本県菊池郡大津町大字平川4003-3(Google MAPを開く
電話 096-282-8708
営業時間 10:00 ~ 19:00
定休日 日曜日