JAM’Z GARAGE

上質な時間が流れる
夢の住人

鉄扉の門を開き、レンガを敷き詰めたアプローチの先に、ジャムズガレージはある。山の麓にひっそりと構えたそこには、ゆったりとした、上質な時間が流れているのがはた目にも分かる。

代表の新美さんはショップの雰囲気が物語るように、たおやかな人だ。しなやかでやさしい人柄はゼロエンジニアリングにいた頃となんら変わらず、また一方で、『好き』をまっすぐに探究する姿勢も変わることはない。

「内燃機加工やオーバーホールをメインでやり始めたつもりだったんだけど、意外とカスタムも入って来て今に至るみたいな（笑）。まあどっちも好きだから、ちょうど自分の中でバランスを保ちながらやれてますね」

ヴィンテージのハーレーを中心に扱い、オープンして早10年。そして、米国チャボエンジニアリングの木村さんと共に、キャノンボール（※米国開催のクラシックバイクラリー）への参戦をライフワークにして7年になる氏は、目標達成までは挑戦し続けたいと、これからも変わらず夢を追い続ける。