G-spirited

ジースピリッツ（鹿児島県鹿児島市）

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August 27th, 2022

「もう中学2年生の時にはモンキーのエンジンをバラシて自分で組んでたりしてました。実家の2階に3つ下の弟と持ち込んで、何度かやり直してようやくエンジンかかったって感じでしたけど（笑）」

早くからエンジン本体に好奇の目を向けて来た主人の竹田さんがカスタム屋を開いたのは2004年のこと。国産車を中心に、ハーレーやトライアンフを動かし、中でもヤマハXSのお客さんが比較的多いそうだ。

元々レースメカニックとしてサニーやハコスカ、S30ZといったL型エンジンに専従してきた氏は強みに内燃機系を上げるが、一方で、カスタムに関しても同じく10代から実家の前の鉄工所に出入りして溶接を行うなど早熟だった。そんな氏の転機は、2013年頃に訪れる。

「ケイノ（※NYにあるケイノサイクルズ）さんがブログでウチのXSを紹介してくれた時に反響が凄くて、それからちょっと表に出ても良いのかなと（笑）。でも今でも思ってるんですけどそれが正しいのかなって。まあ一生懸命負けないように日々やってます」

車種の割合的には国産6割、ハーレー3割、トライアンフや英車が1割とのこと。また代名詞となったカスタムがXSなだけにその依頼は多く、続いてSRやW1、W650となる。

ハーレーに関してはエボリューションとアイアンショベルが中心となる。エンジンは中学2年生から自分でいじり始め、同じく実家前の鉄工所で16歳頃から溶接を練習してきた。

レースメカニックとして7年務め、その後各所の整備工場に勤務し、アメ車のカスタムやV8エンジンの組み立てにも従事してきた。そして2004年より現在の店をオープンさせる。

九州のカスタムショー『F.T.W.』のゲストで来日していたケイノさんがブログで紹介したことが転機となり、表に出るようになったと言う。カスタムと内燃機の双方を均等にこなす。