星野輪業

容体を把握する
町医者的な輪業店

ハーレーを専門にする修理屋で、屋号を掲げたのは2007年。エボリューション以降の高年式車を中心にして、町医者的な立ち位置で訪れる患者の面倒を見ていると、主の星野さんは話す。

「一応お客さんからは町医者さんみたいなことを言われてて、まあお客さんのことを良く分かっているという。付き合いやすいみたいなカタチでそう言われてはいるんですけど」

新規のバイク乗りもやって来るが、比較的長い付き合いのお客さんが多いそうだ。また、基本的には来る者拒まずの姿勢で困っているバイク乗りをサポートし、軽整備からエンジンクランクをばらすような重整備までを総括的に取りさばいている。

「結構過走行のお客さんも多いんですよ、これも20万キロぐらい走ってますし。まあそういったお客さんもいるのでエンジンオーバーホールも兼ねて全部見てってカタチですよね」

まずは問診のように愛車診断を実施。その後じっくり車両に目を通して、気になる箇所があればそこを改善していく方策が取られている。