DEEP DIG

本場から直送されてくる
素のチョッパーで鍛えた実学

青く澄み渡った空が広がる佐賀県唐津市。上質な日本海と山並みに恵まれたその地で起動したのは2020年で、福岡市と長崎市を上下に結ぶ国道202号線沿いに居を構えている。

主の深堀さんはこれまで、ヴィンテージハーレー主体の福岡のチョッパーショップに15年ほど在任。そこでナンバーツーとして支店の運営も任され、日々アメリカから輸入されてくる飾らない素の状態のチョッパーの整備やカスタムに携わって来た。

「カスタムはやっぱり’60年代’70年代当時の雰囲気ですかね。特に好きなチョッパーというのはないですけど、作ってる時にワクワクするような、いつの間にかスイッチが入ってしまうようなのが良いです（笑）」

車種的にはエボリューションからサイドバルブまでを取り回し、カスタムについてはスムージングやパテ加工も得意としている。タンクやフェンダーなどの外装を製作し、そこからパテでの造形を手慣れた工程で実施。数多くの現地のチョッパーに触れてきた経験を活かしたカスタムを進めている。