70S. AREA

ナナマルエスエリア（滋賀県甲賀市）

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June 22nd, 2023

国産アメリカンからハーレーまで。また、ヤマハXSやSR、ホンダC100といったチョッパーにカスタム出来る車両であれば基本なんでも受け入れている。屋号を掲げたのは2009年で、当初は地元尼崎の実家の駐輪場から一歩を踏み出し、この甲賀の地に本陣を敷いたのは2021年からである。

主に中古車販売とカスタムを半々ぐらいで取りさばく同店は、店主の坂本さんと高校時代からの同級である森本さんの二人で運営。坂本さんがバイク分野を担い、森本さんは「シルバースミスジャービス」の名でアクセサリーを製作販売している。

特徴としては、王道的なハーレーのチョッパーを手掛ける一方で、珍しい車種を使ったカスタムにも傾倒。ホンダモトラやC100といった小排気量車を触るのが個人的には好きだと言う。

「チョッパー屋さん独特の店の入りにくさがあまり好きじゃないのでウチはラフにしてます。僕らの趣味の延長でやってるお店なんで。あとはまだぎり20代で若いんで、そのパワーでいろいろやっていくのが強みですかね」

小排気量車からTWやFTRなどの250クラス。そしてハーレーまで、要望があれば基本断らずにほぼ受け入れている。落ち着いた雰囲気のベストルームは自分達で手掛けたもの。

ゆったりくつろげる内装全般の仕事も、外注に依頼することなく自分達で構築。カウンター奥が「シルバースミスジャービス」のアクセサリーを作る森本さんの作業スペースとなる。

広々としたスペースが確保されたファクトリー。またカスタムとは別に、『導楽部品』の名前でオーダーメイドで請け負うガレージ家具のアイアンファニチャーも手掛けている。

右が店主の坂本さんで左が森本さん。チョッパー屋にありがちな昔ながらの伝統を重んじた固い雰囲気が好きではないそうで、どんな要望でも言ってもらえればそれに応えたいと話す。