DICKYS GARAGE

ディッキーズガレージ（長野県千曲市）

SHOP

June 28th, 2017

自然豊かな田畑に小川のせせらぎがやさしく届く、長野県千曲市に居を構えるショップだ。開業したのは2012年で、ハーレーを中心に、要望があれば国産車にも対応。また、得意分野としてはカスタム時の加工ものが挙げられる。

「いっちょ前のことは言えないですけど、最近は割と加工ものを注文頂けるようになってきたんで、その辺がまあ得意かもしれないですね。外装の部品はひと通りなんとか対応出来るんじゃないかと思います」

遠慮しながらそう話す店主の横山さんは、群馬県のカスタムショップ、ガレージノッカーで6年修業を積んだ後に、実家の長野に戻り独立。手掛けるカスタムスタイルに制限はなく、ボバーからチョッパー、スクランブラーまで、自分がカッコ良いと思ったものは分け隔てなく柔軟に扱っている。

「いつもオーダーを聞いて、出来る出来ないをその場で話していきながら形にしていく感じです」。ショップ主体で進めることなく、お客さんと二人三脚でカスタマイズするのがディッキーズ流だ。

ハーレー全般をカバーするが中でもショベルのお客さんが多いそうだ。以前はスクーター等にも対処したが今はなかなか手が回らなくなってきたと言う。数台のカスタムが進行中。

コンクリートの床とウッドパネルを使った壁に囲まれた店内はのどかな立地条件もあり、静謐な、集中出来る環境が整う。入り口入って左のエリアは加工もの全般を行う場所となる。

メインエリアから仕切られた、加工ものを扱うスペース。作業性を考慮した工作機械の配置は横山さんが日々操作してきた中で生まれたベストな布陣。無駄な動きも省けるとのこと。

愛車は’88年式XLH。ショップを開いて一発目のショーバイクで、2012年のジョインツに出展。当時自分が乗りたかった、気軽なスタイルを反映したスクランブラースポーツである。