MOTOSHOP TONOUCHI

綺麗なフィニッシュが信条の
民家に並ぶカスタム屋

栃木県の日光と東京をつなぐ国道122号線から1本脇道を入った、民家が立ち並ぶ場所にモトショップ・トノウチはある。しばらく使ってなかった実家の空スペースを活用して店をオープンしたのは2003年のこと。同店は今年の4月で13年を迎えたカスタムショップだ。

代表の登之内さんは元々、車のメカニックと鈑金塗装業で約8年間の下積みを経て独立。外すことの無い、コンパクトかつスタイリッシュなマシンが特徴となり、これまで数々のカスタムショーに精力的に出展して来たことで多くのファンの知るところとなった。

「好きなスタイル？　チョッパーは自分でも乗ってるから好きだけど、ざっくり言うと車でもバイクでもエンジンが付いてる物が好きなんです」。昔は’60年代のインパラに入れ込み、現在はショベルのチョッパーを下駄代わりにする氏が培ってきた、アメリカンプロダクトに対する審美眼。それはすべての工程で活かされ、クリーンにフィニッシュされた車両群を構成する重要なファクターとなっている。