Tripletree fabrication & repair トリプルツリーファブリケーション&リペア

Tripletree fabrication & repair

トリプルツリーファブリケーション&リペア(山梨県甲州市)

June 1st, 2021

金属加工で果報を届ける
人気サイレンサーの生みの親

普段からフランクに間口を開いた金属加工屋である。より柔らかく言うと、気の利いた鉄工所。なので、例えばハンドルやマフラーといったワンオフパーツの製作に関して、主人の森さんは快く相談に応じている。

起動は2015年で、それまで氏は塑性(そせい)加工と呼ばれるパイプ加工を専門にした企業に約15年従事。ひと筋の職人として腕を磨き、現在はそこでの経験を活かして最愛のバイク業界で力を発揮している。

「それこそバイクはずっと触ってたから何か作るためのお手伝いは出来ると思う。あとはバイク屋さんが嫌がるような加工ですよね、フレーム加工だとか。まあパイプ加工がメインだからハンドルとかマフラー、簡単な所でSRのループ加工とかも全然やりますよ」

プロショップからの外注先としても技能を頼られる同店は他に、実は人気のサイレンサー『ローパスバッフル』の開発者という一面も持つ。その低音にフォーカスしたサウンドは舌の肥えたフリーク達をうならせ、音の面で新たな価値を創造している。

店舗

パイプ加工を得意とする金属加工屋。主に曲げ加工をメインにして個人客からプロショップの外注先としても機能。ハンドルやマフラー、フレームなど多様なニーズに応対する。
現在は車両販売や車検などバイク屋としての動きはせず、金属加工を専門に稼働。「将来的には分からないけど今は車種に関係なく依頼されたパーツを作る店ですよね」と言う。
瞬く間に評判が広がったサイレンサーの『ローパスバッフル』。ギターメーカーで働いていた経験を落とし込んで開発。低音に振ったサウンドが特徴で、全国の販売店より購入可能。
にこやかな表情に人柄が現れている主人の森さん。愛車は’84年式のホンダFT400で、フロントブレーキ無しの完全フラットトラックレーサー。自らフレームから製作した一台。

住所・TEL

住所 山梨県甲州市塩山千野501(Google MAPを開く
電話 090-2212-2338
FAX 0553-37-4677
営業時間 10:00 ~ 17:00
定休日 不定休