TAKADA MOTORS

高田モータース（滋賀県東近江市）

SHOP

April 14th, 2021

1957年に高田自転車商会の名で創業し、1986年に代替わりして現在の高田さんが代表を務める歴史あるバイクショップである。地元に根付いた運営で年輪を刻み、国内4メーカーを始めハーレーやBMW、ドゥカティに至るまで、お客さんの需要に応じて手綱をさばいている。

最近はハーレーのニーズが高く、修理や車検に関しては全体の半分ぐらいを占めているそうだ。そしてこれは時代の流れからのもので、他メーカーのバイクが増える時期も勿論あると言う。

「ウチは創業が古いので、地域としてはある程度名前が知られてる。あと最近はウェブでカスタムやインジェクションチューニング、お客さんが困はった時の修理であったりを広く打ってますので、そういう所で気軽に修理などは持って来てもらってます」

お客さんの立場にたって、バイクの状態や想いを聞いてから修理しているつもりだと話す高田さんは、ただ愛想は悪いとジョークを飛ばす。そんな気軽に来てくださいと笑う氏からはしかし、くだけた人柄が滲み出ている。

たっぷりと採光の取れた店内。修理やメンテナンス、カスタムをウリとする。高田さんはハーレー以外にZ2も所持し、プライベートでは直線路とワインディングの両方を楽しんでいる。

ショールームには国内4メーカーからハーレー、トライアンフ、中国ブランドまで多様な車種が並ぶ。基本的に扱う車種はオールジャンルだが最近はハーレーの入庫が多いそうだ。

地域に根差したショップとしてバイクのみでなくスクーターの依頼も多い。また現行車に交じって旧車の姿も散見。歴史のある店なだけに各方面の車種を扱い、その造詣も保持する。

愛車は年に数回エンジンに火を入れる’51年式FLパンヘッドで、外装はアメリカから持って来た状態のままを維持。聞けば奥さんと娘さんもハーレー乗りのハーレー一家とのこと。