YOSSY’S MOTORCYCLES

イメージを直線化する
塗装も立つフィニッシャー

人と人のつながりを大切にする、人情味ある店主といった印象である。白井さんが店を開いたのは、2002年のこと。ハーレーのみならず、国産車も扱うカスタム屋として腕をふるっている。

「でもほぼ9割はハーレー。国産はSRとか、横のつながりでたまに古いカワサキ車をレストアしたりしてますけど」

ハーレーはパンヘッドからツインカムまでを振り幅に、外装のカスタムをウリにして運営。「なるたけはニーズに応えられるように」、と我を押し出すのではなく、あくまでも控えめにそう語る。

そして、自社で塗装を行う点も強みだ。過去に鈑金加工屋で修得した技術を日々磨き上げた腕は折り紙付きで、専業のペインター顔負けのクオリティを誇っている。「塗装はカスタムで大事なところだし、外注に出さない分金額も抑えられる。それに時間も短縮できるから他の部分に回せる」、と利点は多い。

スッキリしたチョッパーが好きだと言う同店には、一貫してブレのない、乗りやすさを重視したスタイリッシュが並んでいる。