SEVEN MOTORCYCLES

熱心に渡り歩いた
新旧モデルの担い手

2015年に創業した、旧車からツインカムまでを広範に扱う、ハーレーが主のカスタムショップである。店主の鈴木さんは、仙台にあるハーレー専門の整備学校『赤門』を卒業した後、茨城県のハーレーディーラーに就職。そこで5年半務めた次に、同じく茨城県の腕に定評のある旧車屋に身を置き、新旧のハーレーを満遍なく学んだ後に、地元宮城に帰郷。今度はカスタムショップで4年間みっちりと修業を積んだ後に独立した。

「強みは、旧車屋も金属加工も一通りやって来ましたので、それなりに何でも対応出来るところでしょうか（笑）。ディーラーにもいましたからインジェクション車も扱いますし」

とは言え、古い車両は先輩方が沢山いるのでさほどやる機会は無いと話す氏は一方で、オフロードバイクに傾倒。かつては草レースも楽しんでいたそうだ。その影響からか、同店が製作したショーカスタムにはそのフレーバーが取り入れられ、独自の世界観を形成。扱う車種同様に、カスタムの幅も広い。