SAGO CYCLE SERVICE

対話で一緒に作る
看板なしの隠れ家

看板も掲げずにひっそりと近辺のハーレー乗りを支えるショップだ。オープンは2009年ごろで、主にアーリーショベルにウエイトを置き、次いでコーンショベル、そしてエボリューションやパンヘッドといった車種を中心に扱っている。

「ああもうぜんぜん、突然来られても大丈夫です。ありがとうございますっていう感じです。看板を出してないのは、基本的に仕事を受け過ぎちゃうと出来ないっていう意味合いだけなんで。人嫌いでもないですし（笑）」

店主の佐合さんが好きなカスタムスタイルは’60年代～’80年代前半のジャンルすべてで、特にオーソドックスなフリスコスタイルが一番だそうだ。そんな氏に、お店の特徴を尋ねてみた。

「ドリンクフリーっていうのと（笑）、あとは作り物にしても修理にしてもお客さんと内容をすり合わせて一緒にやれたらなって。お任せじゃなくて一緒にバイクを作りたい人には良いかもしれないですね」

ウィットに富んだ店主のプライベートゾーンは、周囲を囲んだ石壁が目印だ。