Pacific Motorcycles

大海を挟んでつながる
サンペドロで見つめた暁

若き主人が営むハーレーショップである。現在20代後半の池渕（いけぶち）さんは昨年2022年に店を開き、主としてエボリューションからM8モデルまでに目を当てて業務を行っている。

「今までにいろんなジャンルの店で働いてたんで、カスタムだけとか整備だけとかじゃなくて全体的です。カスタムもチューニングもひと通りかじってきたんで、エボ以降の仕事だったらだいたい受けれますというカタチでやってます」

東京のハーレー専門学校を卒業後、地元のハーレーディーラーに約2年半勤務し、次は縁のあった米国ロサンゼルスのバイク屋で約2年働いて帰国。戻ってからは関東にある2軒のバイクショップでそれぞれ1年従事してから独立と、目まぐるしい光陰を駆け抜けてきた。

「サンペドロのセンチュリーモーターサイクルズって所です。自分の店のカラーを残しつつちゃんと働いて、地域にも根付けるような仕事をしてたんですよね。そこの社長のイメージが一番濃くて、そういう形が良いなと思ってます」