MOTORDOOR

周到に磨き上げてきた
一義的オートバイのいろは

2020年に起動したバイクショップの『モータードア』。店主の西脇さんはこれまで、国産四発系のスペシャルショップや、ハーレーを扱う国内随一のテクニカルショップ。更にオートレーサーの製作会社と、より精確な作業を修得するために務めた溶接工を経て、技術を体に覚え込ませてきた叩き上げのメカニックだ。

『よく走って曲がる止まる』の基本的なことをしっかり押さえた上でカスタムなりチューニングをすると話す氏は、基本的にバイク全般に応対し、現在はハーレーを主に国産や欧州車までを広範に診（み）ている。

「バイクは剥き出しで乗るものなんで、まずはブレーキやタイヤをしっかりやった上で次に行って欲しいですね。エンジン系は多少調子が悪くても人は死なないじゃないですか。特に今はYOUTUBEとかを見て自分でやる方が増えてますから」

もし少しでも不安があればバイク屋さんに相談して欲しいと、オートバイという乗り物に正面から向き合ってきたからこその目線で、西脇さんは真摯に持論を添える。