MODEL-T

国元に根付かせたい
ホットロッドの龍宮

ショップ立ち上げ時に、「いつかはホットロッドに乗ってみたい」という想いを込めて。そして、苗字の田村さんのTから取った屋号だと言う。始動は2005年で、主に一般車の車検整備や修理を行い、それと並行してバイクを扱っている。比率的には車6割、バイク4割ぐらいだそうだ。

「この辺やっぱりハーレー屋もなくて、ちょっと遠い所からも『なんとかならないかな』って来るお客さんもいます。だいたいネットや他で買って調子悪くて乗れないとか、こっちは多いんですよ」

基本的に来る者拒まずの姿勢で国産車／海外車に関係なく仕事を受けている。また、当初に「いつかはホットロッド」と願った『モデルT』も愛車に持ち、現在はそれを取り巻くカルチャーの普及にも力を注いでいる。

「まあ県北でも趣味嗜好の高い車を増やすようにずっと勝手に頑張っているというか（笑）。そんな感じです」。氏はカスタムカルチャーイベント『BURN NITE』を地元で開催することで、そのストレートな心意気を着実に実らせている。