MAEKAWA MOTORCYCLE

前川モーターサイクル（新潟県新潟市）

SHOP

July 14th, 2018

「うちは修理屋です。ただハーレーに関しては、修理でかかるにしてもどこかのパーツが社外品になってたりカスタムされてる車両がほとんどじゃないですか。そうするとカスタム作業って絶対いりますよね。誰かが作ったワンオフパーツが壊れてたりとか」

そういう意味ではカスタムもやっていると前川さんは言う。同店は2013年ごろにスタートしたリペアショップで、当初は国産車も扱っていたが、今はほとんどショベルやエボリューション、パンヘッドといったハーレーが中心だそうだ。

エンジンやミッションの修理を強みとし、更に、例えばエンジンをクランクから組み直すような大掛かりな作業でも、比較的コストを抑えて納車できる点をメリットに挙げる。

「僕時間がいっぱいあるし、ここの家賃も安いんでそこに割けるんですよね（笑）。得体の知れない所で買ってくる人よりも、うちを選んでくれた人には全部やってあげたい。それに、もし外でお客さんのバイクが止まってたら恥ずかしいじゃないですか」

店前に並ぶチョッパーからカスタム屋をイメージするが、修理がメイン。18から原付やスズキの大型車を修理し、また友人のハーレーショップを手伝っていた経験を活用する。

カスタムに関して、アピール的要素の強い外装の作り込みではなく、予算や使い方を踏まえた上で純正ではなく社外品を使い、それが結果的にチョッパーになる場合が多いと話す。

2階はゆったり腰を落ち着かせられるスペースとなる。そして窓側左奥は内燃機作業用のエリアで、友人のハーレーショップを手伝った時を機に、深く携わるようになったとのこと。

愛車はずっとハーレーだったが、スズキの販売店に勤めていた時からどこかに憧れがあったことで昨年先輩より’82年式GSX750Sを購入。マッドブラックに彩られたストリート仕様。