LOOSE MOTOR CYCLE

ルースモーターサイクル（香川県高松市）

SHOP

February 24th, 2023

空冷でスリムなバイクを主としてカスタムを手掛けてきたショップである。SRやエストレヤ、250TR、最近だと空冷キャブのドゥカティに力を入れ、スタイル的にはカフェレーサーを作る機会が多いと、橋本さんは話す。

「僕が元々SRにずっと乗ってたんでそれをメインでやっては来ました。もちろん他の車種も扱いますけど、基本的にはカフェレーサーが好きなんでそれを希望して来てくれる人が多いですかね」

開業は2005年。地元高松のバイク屋でアルバイトからこの道に入り、その後約7年間、スズキのディーラー系とレース活動もする国産ショップの2店舗に勤務。そこで数々の車種に触れ、また、当時は興味のなかったロードレースでのサポート業務で実地を踏み、自店をスタートさせた。

「カスタムするのはなんでも好きですけど、僕自身カッコいいと思う形を作るとセパハンになるので低いバイクが良いですね。ただ最近僕も高齢化してきてるんで姿勢がきつくなってますけど、やっぱりカフェスタイルが一番かな（笑）」

徳島市から高松市を経由して松山市に至る国道11号線沿いに立地する『ルースモーターサイクル』。橋本さん曰く、空冷でスリムなバイクを中心にしてカスタムを行っているとのこと。

これまでSRのカフェスタイルを多く製作してきたが、最近はドゥカティのモンスターに専心。ルックスはもとより価格帯も昨今の急騰車種とは違い落ち着いている所も利点に挙げる。

工場と併設したミーティングスペース。橋本さん曰く、こだわりや目標を定めずに日々たんたんと仕事をやっていると語る。そのためお客さんも比較的ゆったりとした層が多いそうだ。

高松のバイクショップ3軒を経て開業。SRのカフェスタイルに長く乗っていたことからその手のカスタムに強く、現在はドゥカティのモンスターを愛車に持ち、注力している。