倉越二輪研究所クラコシニリンケンキュウジョの旧車ハーレー

倉越二輪研究所

クラゴシニリンケンキュウジョ(長崎県雲仙市)

September 7th, 2019

立ち往生させない
寺子屋的学びの窓

ハーレーを専門にして、主にショベル以前の旧車を守備範囲としている。スタートは2003年からで、業務の中心はほぼ修理とのこと。店主の松田さんは、『お客さんが路上で立ち往生しないこと』をモットーにしている。

「自分である程度のことは直せるようになってもらうのがメインですね。結局まだ携帯が無い時代に僕が立ち往生して困ったっていうのがあったんで」

どちらかと言えば、仕事を全て任されるのではなく、逆に教える。自分で自分のバイクを触れるようになって欲しい。旧車に乗ることを怖がらないで欲しい。そんなお客さんが増えるのを望んでアドバイスを行っている。

また同店は他に、この先車で40分の奥地に本店を構え、2店舗体制で運営。ここは市街地と本店のちょうど中間点に当たる場所で、気軽に立ち寄れるショールーム的イメージで開けているそうだ。

「でもせっかく来てくれるなら電話してもらいたい。来たのに居ないのは申し訳ないんで。伝えたいことはそこだけですかね(笑)」

店舗

東京のカスタムショップから地元に戻ってきた当初は店をやるつもりはなかったと言う。が、周りの旧車乗りに修理をお願いされていく内に次第と今の形になっていったそうだ。
店内にはショベル以前の旧車が並ぶ。「ちょっとした部品交換ぐらいは自分で出来るようになってもらいたい」という姿勢から、必然的に古い車両を触る頻度が増えていったと話す。
旧車の魅力は壊れるけど直しやすいところと、どうにかなるところだと笑う。お客さんに教えて自分で作業してもらう一方、重整備はもちろん松田さんの手で確実に執り行われる。
福岡の二輪量販店を経て東京のカスタムショップへ。そして帰郷後に同店を始動。かつての愛車は現在女性オーナーの元に渡ったこのナックルヘッドで、スタイルはほぼ変わらない。

住所・TEL

住所 長崎県雲仙市千々石町丙1458-1(Google MAPを開く
電話 0957-37-6166
FAX 0957-37-6166
営業時間 9:00 ~ 17:00
定休日 不定休