BLEEKERS VINTAGE MOTORCYCLE ブリーカーズヴィンテージモーターサイクル

BLEEKERS VINTAGE MOTORCYCLE

ブリーカーズヴィンテージモーターサイクル(京都府京田辺市)

March 6th, 2021

大英帝国の風に吹かれた
心を通わす神秘のパルス

ひと筋な英車乗りの間で名を馳せたショップである。京都の地に創業したのは2005年のこと。修理業を中核としてカスタムや一般整備まで、誉れ高き大英帝国の産物と正面から向き合い、その神秘的な胎動に耳を澄まし続けている。

車種的には’50年~’60年代のトライアンフを触る機会が一番多く、他にBSAやノートン、ベロセットといった顔ぶれが全国から来訪。そのだいたいが’70年代までの車両だと店主の手島(てしま)さんは言う。

「修理の依頼は多いです。カスタムでいったら付け足すんじゃなくて削ぎ落としたようなレーシーな車両が好きですね。それこそ一番好きなのはリジッドで砂浜走ってたやつとか」

一方、愛車は既に25年の付き合いになるトライアンフ・スピードツインで、すべて自分でイチから組み上げたものだ。知識も技術もない青年期にやっとの思いで形にした一台。大量消費のいまの時代、店主自らが一台のバイクと腰を据えて付き合い続けているという素顔が、このショップの本質を物語っている。

店舗

業務全般の7割ぐらいが修理とのこと。トライアンフを中心にしてBSAやベロセット。そしてガーターフォークの’40年代ノートンに至るまで英国のクラシックバイク全般に応対。
ショップはショールームと作業場の2つの入り口に分けられる。手島さんが英車に興味を持ったのは映画ワイルドワンや、大阪の名代、小川モータースに出入りしてのことだそうだ。
評判を聞き付けて全国から依頼が入る。20歳前後に出入りしていた小川モータースで教えてもらいながら自分のバイクを組み立て、その後ずっと英車と緊密な時間を過ごしてきた。
作業場に姿を見せていた長男の大翔(ひろと)君。にこやかに理想的な距離感で語らう親子二人を前に、手島さんを頼って訪れる英車乗りの心境がどことなくうかがい知れる。

住所・TEL

住所 京都府京田辺市田辺鳥本75-4(Google MAPを開く
電話 0774-26-5785
FAX 0774-26-5785
WEB BLEEKERS VINTAGE MOTORCYCLEのウェブサイト
営業時間 10:00 ~ 20:00
定休日 月曜日