Custom Jump

カスタムジャンプ（佐賀県佐賀市）

SHOP

August 28th, 2019

今からおよそ38年前に『ビークルショップジャンプ』の名前で創業。その後、ヤマハの専売店として『YSP佐賀』の屋号を掲げて運営し、2003年からはカスタムを中核にした現在の『カスタムジャンプ』へ名称を変え、新たな舵を切ったショップだ。

店主の古川さんがカスタムに魅せられたのは、なんと氏が50代の時だったと言う。初めて溶接機を使いTWのショートスタンドを作ったのがキッカケで、その物作りの面白さから以後、業務の大半をカスタムへとシフトさせてゆく。

「最初、仮付のタック溶接をしますよね。それがたまたま出来たんです。だからそこからです、カスタムをメインにしていったのは。私のバイク人生の中では今が一番楽しいですよ。まあ売り上げは最悪ですけど（笑）」

取り扱う車種で一番多いのはTW。次いでSRやドラッグスターなど、多様なバイクが続くそうだ。そんな氏は現状を、「バイク業界に初めて入った時の原点のような充実感がある」、と先ほどと同じく煌めくコメントを重ねて、そう表現する。

現在のカスタムショップの前に、約38年前からヤマハを中心にしたバイク屋を営んで来た実績を持つ。そのためTWやSRを筆頭にオンロード／オフロード問わず様々な車両が並ぶ。

店内右側が作業スペース。長年歩んできた車両販売店から2003年よりカスタムにウエイトを置いてリスタート。これまで、九州のカスタムショー『F.T.W.』でアワードも受賞する。

カウンターでお客さんとの商談や打ち合わせを行う。中々足を運べないお客さんとはLINEを使って画像のやり取りをすることも。話し合いの上で作業を進めていくのがモットーだ。

ショップ前に並べたTWも含めてそれぞれスタイルの違うカスタムを展開。こちらはミリタリースタイルの一台で、名優マックイーンが大脱走に使ったモデルがイメージソース。