COLD TURKEY A/S Kustom Psycho Works

人間工学を活かした
多能なカスタマイズ

ハンドリングする車種はハーレーが8割、国産のリッターバイクが2割だというコールドターキーエーエス。2003年に始動した店主相埜（あいの）さんは速いバイクに惹かれて、これまでその要素を手掛けるバイクに落とし込んで来た。

「単純に言うとスピードの出るバイクが好き。だから国産もハヤブサとかのスーパーソリッドバイクしかやらない。まあこれも元は、黒人の子たちが乗り出したアメリカンカスタムですし。ハーレーは昔からロー&ロングのドラッグスタイルが得意かな」

しかし最近はお客さんのニーズも多様化してきたため、自信のあるスタイルを勧めるのではなく、あくまでもそれぞれの要望を具体化することに重点を置いているそうだ。

また、ショップを始める前にインテリアデザイナーとして働いていたことを強みに挙げ、そこで培った人間工学と幾何形体を日々の作業に転化。「物を見ればこうすればくっ付くというのがなんとなく分かる」、という潰しが効いた自在なカスタマイズを展開している。