Feather motorcycle

手厚く迎撃する
盛観のダンディズム

美景の地として知られる飛騨地方の中心都市、高山市に居城を置いている。光と風に包まれた緑かぐわしいその場でスタートしたのは2017年で、ハーレーを専門にして、主にショベルヘッドやパンヘッドといった旧車を動かしている。

家人の奥田さんは店をひとりで切り盛りしていることを特長に挙げ、大手と違いひとりだからこそ最初から最後まで車両を管理できる強みがあると言う。ひいては、細かい箇所にまで自分の目が行き届くのがアドバンテージだ。

「一人なのでお客さんの要望を聞きやすい体制にはあります。カスタムは基本お客さんのニーズに合わせて作りますが、エイジング系のヤレたバイクも良いですね。オールドチックな雰囲気があって男らしいのは元々好きです」

ヴィンテージパーツを急所に用いたチョッパーやストック然としたオールドハーレー。それらを柱石にして、現在はアパレル部門も本腰を入れてデリバリー。コーチJKTを皮切りにTシャツやキャップなど、コンスタントにその濃度を増している。