custom shop Bollock’s

境界なく手を伸ばす
アメリカンバイクの龍宮

「とりあえずあそこに相談しよう」。そう感じさせるアットホームな雰囲気が特長的なショップである。表通りから外れたこの場に主人の吉田さんが店を開いたのは2019年で、ハーレーから国産車まで、主にアメリカンバイクを中心に接客。特に多いのはハーレーのショベルヘッドやエボリューションだそうだ。

カスタムに関しては、ロングフォーク系の数をこなしてきている分得意とするが、他にもドラッガー系など、スタイルを問わずに幅広く包容。お客さんと相談しながら作り上げていくことに重点を置いている。

「カスタムショップは敷居が高いと思われている中で、わりとみんな気軽に寄ってくれてます。ちょっとした分からないこととか聞きたいことがあればほんと柔軟に応じてますんで（笑）」

例えよそで買ったバイクでも、また簡単な作業だとしても、足を運んでくるすべての人の声に耳を傾けている。そして店側客側という線を引くことなく、同じオートバイ好きとしての立ち位置で大らかな付き合いを行っている。