Overload Machinery

オーバーロードマシナリー（新潟県新発田市）

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July 27th, 2023

2011年の起動から、常にユーザー目線を重視している。『初心者にやさしくあること』を前提に、どんな相談や悩みにも寄り添うことを意識していると、店主の齋藤さんは言う。

ショベルヘッドからTC96までを中心に扱う同店は、例えば、ハーレーの購入前に初心者が抱く「どんな車両が良いのか」、「買ったらどういうカスタムにしたいのか」といった諸々の心がかりにも親身に応対。また一方で、内燃機を始めとしたテクニカルな分野により熱量を注ぎ、精緻な作業に日々専心している。

「手を抜かないのは当然ですけど、作業内容をなるべくブログにあげて、基本的に全部写真を撮るようにしてます。お客さんが何を依頼して何をやってもらいどういう結果で帰ってきたのかが分かるようにしてます」

重整備を好み、旧車の不具合には新種の対策部品をもって処置。こうしたレトロフィットさせた手法で改良を計り、エンジンワークについても並みならない情熱を投下。頑とした覚悟を持ち、内燃機の地声に心を通じ合わせている。

2022年より同じ新発田市の旧店舗から現地に移転。ショールームとファクトリーが完全に分離した広々とした空間を形成。ショベルヘッドからTC96までがメインゾーンとなる。

20台前後の車両が並ぶ店内だがスペースは十分に確保される。ユーザー目線に立ち作業内容はブログ等にあげるようにし、見積もりもガスケット一枚から細かく明記しているとのこと。

新潟県道300号線沿いに立地。お客さんの声に耳を傾け寄り添うのが信条で、カスタムは各機構にのっとった上で実施。本来のメカニズムを損なう外見重視の仕事は行っていない。

同店の心臓部ともいえるエンジンワークルーム。好きだからこそ日々研鑽を積み、将来的には同業他社からの外注依頼も視野に入れる。旧車にも新素材の対策品を使い改善を計る。