S.T.A.C MOTOR PSYCLE GARAGE

50ではなく100
正規店仕込みのプロセス

福井市の中心市街地を南北に走る福井県道229号線。国内の大手カーディーラーが軒を連ねる一角に『スタックモーターサイクルガレージ』は居を構え、ハーレーを専門にして、エボリューション以降の新しいモデルに力を注ぎ運営されている。

発足は2014年で、主にメンテナンスを主体に業務を行い、依頼があればエンジン／ミッションのオーバーホールにも対応するとマネージャーの駒田さんは話す。

「ハーレーだけを純粋に触ってきた人間が店を出してるのは嶺北（※福井県北部の呼称）ではウチ以外ないので、そこが強みです。まあ細かい所で言うと、オイルやグリスアップの基本だとか。50のメンテナンスではなく100のメンテナンスというところですね」

ハーレーディーラーに12年務めた氏は、そうしたハーレー固有のポイントを抑えた上で作業を行い、また、車体のサポートのみならず、年に2回泊まりのツーリングも実施。伊豆や四国へと片道400kmのロングランを一緒に楽しむことで、お客さんとのつながりを深めている。