七伍屋輪業しちごやりんぎょう

七伍屋輪業

シチゴヤリンギョウ(愛知県名古屋市)

September 21st, 2018

若手を引き込む
キャプテンの持ち場

ヤマハSRやXS、カワサキWを中心に、4発系のゼファーやZRXまでをカバーするカスタム屋である。スタートは2017年で、10代の若いお客さんも多数抱える活気に満ちたショップだ。

主人の小林さんは、チョッパーのチョの字も知らないような子とも一緒になって遊ぶ面倒見の良さがあり、また、『名古屋走り』の主催者としての顔も持つ。これは、かつて東海地方でスパークしたイベントを復活させたもので、現在は半年に一度のスパンで開催している。

「当時の話を聞いてすごい魅力的に感じて、僕もそういうのをやりたいって。そこから『もう一度やらせて下さい』ってひと通り挨拶して回ってからですね」

チョッパーやカフェレーサー、ネイキッドなどオールジャンルのバイク乗りが集い、輪を広げてゆくこのイベントは、氏のスタンスと近似する。「バイクだけではなく、もっといろんなカルチャーを交えた遊びを提案したい」。そんなボーダーレスな姿勢に次世代のバイク乗りたちは共鳴し、七伍屋輪業へとステップを踏む。

店舗

「自分で言うのもあれだけど得意なのは金属加工とかですかね(笑)」。以前の社長に言われた通り、カスタム業界だけではなくもっと広い視野を持って技術の鍛錬に励んでいると言う。
名古屋モーターロックで修業していた時から金属加工に魅了されてきた。「自分でやってて楽しいとか面白いと思うのは何かを作ってるとき」、と製作の場は綺麗に整えられている。
趣味のピストをディスプレイ。バイクも好きだけど車やスケボーなどカルチャー全般を楽しみたいという小林さんは、もっとピストも仕事になったら良いですねと表情をゆるめる。
フレームから徹底的に手を入れたSR400。一番最初に手掛けた代表作で、最近はW650もデモ車として製作。そちらは敢えてフレームには手を入れずにフィニッシュした一台。

住所・TEL

住所 愛知県名古屋市南区三条1-1-22(Google MAPを開く
電話 052-746-5118
FAX 052-746-5119
WEB 七伍屋輪業のウェブサイト
営業時間 11:00 ~ 21:00
定休日 月曜日