RIDE Total Service

郷土の熱気を呼び覚ます
バイク乗りを引き込む主導者

「基本スポーツスターが僕好きで、エンジンもビッグツインに比べて『クッ』とコンパクトじゃないですか。それで細い自転車みたいなバイクを作りたいと思ってこのロングフォークのチョッパーを作ったんです」

主人の町田さんと共に撮ったチョッパーは、『とにかく細く』をテーマに製作したものだそうだ。そのハーレーのスポーツスターを皮切りに、ツインカムやエボリューション、ショベルのほか、国産車までを守備範囲にして屋号を掲げたのは2010年にさかのぼる。

「昔から山行って遊ぶのも好きなんでKLXとかKDXとかあの辺のオフ車も扱ってます。お客さんを巻き込んでというか一緒に遊びましょうよぐらいの勢いでやってます（笑）。あとハーレー以外だとカワサキの旧車とかも多いですね」

バイクを軸にした遊びを提案する同店は、キャンプミーティング『Happy Hour Meeting』を8回主催。アメ車など様々なジャンルの乗り物も集う夏祭り的なイベントだと話す氏は、主導者として、現地のカスタムカルチャーに弾みをつけている。