NUT’S MOTOR CYCLE

ナッツモーターサイクル（岡山県津山市）

SHOP

March 20th, 2020

東京都足立区で約10年、岡山県津山市に引っ越してきて8年になる『ナッツモーターサイクル』は、メインのカスタムと並行してピンストライプも実施。そのどちらに偏ることもなく、同じ比重で業務にあたっている。

「元々東京で始めた時はスクーターの中古車屋で、まあカスタムが好きだったんで徐々にそっちの方にいくようになりました。今は国産ネイキッド系もやるんですけどハーレーのお客さんが多いです。エボエンジンのソフテイル系ですね」

一方、ピンストライプをやり出したのは店を開く前からだそうで、独学で身に付けた技術は今では、同業バイクショップからの依頼を受けるまでに開花。週末ともなれば交流のあるショップやイベントでデモンストレーションすることもあると、主の船津（ふなつ）さんは語る。

バイク屋を始めてから何か別の趣味も持とうと、よりのめり込んでいったピンストライプ。現在はワンオフとは言わずに『手作り』と表現するカスタムと、このピンストライプを強みに挙げている。

ひっそりとピンストライプのアトリエも兼ねた『ナッツモーターサイクル』。東京足立区で中古車屋として始動し、現在の津山市ではカスタムと得意のピンストライプを実施する。

スクーターから大型バイクまで多様なカスタムが並ぶ店内。船津さんはワンオフではなく、あくまでもピンストライプ同様にふたつと同じ柄（物）がない『手作り』カスタムだと語る。

事務所には過去の作品を展示。店をスタートしたことでそれまでの熱心なバイク趣味が次第に薄れていき、それを機にかつてたしなんでいたピンストライプに没頭していったそうだ。

ピンストライプのアトリエも兼ねた事務所内。バイクの外装からヘルメット、フュギュアやランドセルまで氏の描くキャンバスは多岐に渡り、お客さんの好みのデザインを表出する。