MOAT WIDE

業者からユーザーまで
安住のホームストレート

2009年より始動した、ヴィンテージハーレーの輸入販売店である。ショベル以前の旧車を軸に、国内に輸入してきた現物のみを販売対象としている。それは相手となるバイク屋や、その先にいるエンドユーザーに安心して買ってもらうためだと、店主の堀江さんは言う。

「アメリカから買ってくる上では現物を見ない限りどうしても信用出来ない部分もある。結局ウチが信用ないだけであれば別に良いんですけど、お売りするバイク屋さんにも迷惑をかけちゃうので、ただの仲介業者ですとはやりたくない」

ネットを通じた画像だけでのやり取りはせず、一度全部購入してから販売するのが主義だ。結局すべての輸入業者が100点ではないため、そのリスクは自らが負っている。

また、現在は業者と一般ユーザーの比率は7:3ぐらいで業者メインだが、一般販売に関しても、誰にでも卸すわけでなく胸襟を開いて付き合える人に限定。手のかかる旧車の特性を熟知する氏だからこそ、この先長い時を共に歩いていける同士と手を結んでいる。