MICKEY CYCLE

ミッキーサイクル（栃木県宇都宮市）

SHOP

December 16th, 2017

創業は1986年。修理をメインに、『走る、曲がる、止まる』を大前提に据えたショップである。そしてその上で、出来る範囲のカスタムに対応していると代表の内田さんは話す。

「ウチは昔からあるバイク屋。売って修理して、お客さんが安全に楽しめるように。扱う車種は得意というのもあって旧車が多い。あとは5年ぐらい前からトライアンフに力を入れてる。バイク全般が好きなんだけど中でもトライアンフかな」

国内外問わず、メグロや陸王といった希少な絶版車までを扱う氏は、一番理にかなった作りはBM、馬のような作りはハーレー、自転車の発展系だと一番トライアンフが近いと言う。

「70年代に入ってからのトライアンフ。出来れば750が良いかな。でも、だいたいバイク好きな人は同じような年代のバイクを持ってて、こっちも面倒みてくれよって。GLだったりW3だったりドゥカティだったり。そうすると断れないじゃないですか（笑）」

初心者から目の肥えたバイク乗りまでが集う、『昔風情のバイク屋』である。

店内にはトライアンフからハーレー、BMWまで多様な車種が鎮座。旧車を得意とし、その枠ではおそらく触らない車種はないであろう。修理を主に扱い、カスタムにも応じる。

原点は正面のホンダCL72である。これは内田さんが高校の時に乗っていたバイクで、その後4発のCB750、Z2などへ移行していったそうだ。今は特に750のトライアンフに傾倒。

エンジン内のボーリング・ホーニング、メッキ加工以外はほぼ自身で行う。旋盤やフライスを駆使して旧車の修理に対応。工作機械を扱う延長線上に自然とカスタムがあるとのこと。

創業30年以上の歴を持つ店主の内田さん。『走る、曲がる、止まる』という基本的な部分を絶対条件にした上で修理やカスタムをこなす。旧車を得意とし、メグロや陸王なども入庫する。