Marley Metal Fab マーレイメタルファブ

Marley Metal Fab

マーレイメタルファブ(宮城県宮城郡)

June 11th, 2021

ジャマイカの巨星の名を戴く
ピースフルなチョッパーの本塁

「19の頃に地元のモーターサイクルクラブに入りまして、そこで師匠にメカを教えてもらいつつ整備士の専門学校に通ってました。卒業してからはそのまま師匠のバイク屋に25歳ぐらいまでいたんですかね」

そして家業の魚屋を手伝いながらクラブメンバーのバイクを作り、2011年に実家の水産加工会社の一部門として屋号を掲示。カスタム1本で本格的に起動したのは2018年頃だと松並さんは言う。

同店は中でも、20年以上携わるロングフォークチョッパーを得意とし、フレームのストレッチなどに関して危険な作り方は決してせず、これまで培ってきた技法や材料といった経験を活かして製作。『見た目』と『剛性』の調和を計り、一方で、自社でのペイントも強みに挙げる。

「外注に出すわけじゃないんでお客さんと細かい打ち合わせが出来ますし、実際の色味をその場で作って内容もどんどん詰めていけます。ペイント代も安く抑えられますしね。あとは今はショベルが一番多いですけどナックルとかパンヘッドも得意ですよ」

店舗

自宅敷地の先に居を構える『マーレイメタルファブ』。ロングフォークチョッパーに傾倒するが他のカスタムにも問題なく対応。ハーレーを専門に、ショベル以前の車両が多く入庫する。
鈑金加工からエンジンワーク、ペイントまでほとんどの作業を自店で完結。氏はモーターサイクルクラブの師匠の元で学び、メンバーのバイクを中心に扱い実戦で経験値を高めてきた。
松並さんのブルーの愛車は’47年FLで、米国チカカスタムサイクルズの一台に衝撃を受けて製作したものとのこと。店内にはそのテイストが漂うロング系のチョッパーが並ぶ。
店を出た奥に用意されたペイントブース。その場で迅速に打ち合わせが出来、大物から小物まで希望のカラーに塗られる。またパートナーの奥さんがレタリングなどを担当する。

住所・TEL

住所 宮城県宮城郡七ヶ浜松ヶ浜字侍井46-2(Google MAPを開く
電話 080-3192-1918
営業時間 10:00 ~ 17:00
定休日 水曜日