ENGINEERING KIYONAGA

暗黙知を突き詰める
絞り込んだ2本の柱

創業は1985年で、当初はカスタムショップとして評判を得たが、現在は『内燃機加工』と『サスペンションオーバーホールサービス（S.O.S）』の2本の柱に特化して実務を推進。主に内燃機加工を店主の清永さんが担当し、S.O.Sを2代目の啓（けい）さんが受け持っている。

まず内燃機加工に関して、そもそもは当時専門業者に依頼しても納得ゆく仕上がりでは無かったのが始めたキッカケだと言う。そこで加工全般を店主自らが手掛けるようになり、主にボアアップからのボーリングや、ヘッドのバルブ周りの整備を中心に施工。自社基準の完成検査を行った上で納品している。

一方S.O.Sだが、こちらは定番のオーリンズなど以外にも、非分解とされるメーカー純正のショーワを始めヨシムラやカヤバといったオールドサスペンションにも対応。往年の名品をどうしても使いたい人に向けて、自社開発の部品を使い、当時の性能を回復するためのオーバーホールを実施。チューニングではなく、あくまでも修理目的の再生を講じている。